作家名：森口華弘
１９０９年滋賀県守口市に生まれ、
１９２４年に京都の友禅師、三代中川華邨の門人となり、伝統的な手描友禅を学び、１９３９年に独立して友禅工房を営みました。
伝統的な手描き友禅の技法に加えて、漆芸の蒔絵などからヒントを得た蒔糊技法を開発し、独自の味わい深い友禅を完成しました。
１９６７年重要無形無形文化財「友禅」の保持者に認定されております。
作家名：北村武資
１９３５年京都生まれ、西陣で織物業に従事し、１９６２年に独立されました。
その後、同じく人間国宝である喜多川平朗等からの指導を得たほか、各地の名品の調査や研究等も行い、羅織物の伝統技法を高度に体得した。
１９９５年に「羅」、２０００年に「経錦」が重要無形文化財に指定され、二つの技の保持者となっております。
日本伝統工芸展等では、数々の格調高い優品を発表し、現代感覚に溢れる作風を確立して高く評価されております。
